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敗血症初期、酸素飽和度70%未満持続で死亡率増

2018年7月9日  Chest

重症敗血症患者を対象としたALBIOS試験の後ろ向き解析を実施。試験登録時の中心静脈血酸素飽和度(ScvO2)70%未満の514例と70%以上の961例でScvO2 70%未満の持続と死亡率の関連を評価した。 その結果、登録時のScvO2が70%未満の患者で、6時間後のScvO2 70%未満が90日死亡率上昇と独立した関連が見られた(オッズ比1.84、P=0.007)が、登録時のScvO2 70%以上の患者では関連を認めなかった(同1.25、P=0.357)。登録時および6時間後のScvO2が70%未満だと心機能不全の既往歴およびその徴候との間に関連が見られた。...