降圧薬で血圧管理不良な高血圧患者80例を対象に、腎除神経術の効果と安全性を国際無作為化単盲検シャム対照試験(SPYRAL HTN-ON MED概念実証試験)で検証した。 その結果、術後6カ月の診察室および24時間自由行動下血圧のベースラインからの平均変化量は、腎除神経術群でシャム群に比べて有意な低下が見られた(24時間収縮期/拡張期血圧変化量-7.0mmHg/-4.3mmHg、P=0.0059/P=0.0174、診察室収縮期/拡張期血圧変化量-6.6mmHg/-4.2mmHg、P=0.0250/P=0.0190)。服薬遵守率は約60%で、重大な有害事象は記録されなかった。...
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