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軽症喘息へのSMART療法、ブデソニド維持療法に非劣性示す

2018年7月12日  New England Journal of Medicine

12歳以上の軽症喘息患者4176例を対象に、ブデソニド+ホルモテロール配合剤の発作時頓用療法の効果を多施設二重盲検試験で検証した(SYGMA 2試験)。 その結果、年間重度増悪発生率はブデソニド+ホルモテロール配合剤頓用群0.11、ブデソニドの維持療法(+テルブタリン必要時投与)群0.12で、配合剤頓用群の維持療法群に対する非劣性が示された(率比0.97)。1日当たり吸入グルココルチコイド定量噴霧量中央値は配合剤頓用群(66μg)が維持療法群(267μg)より低かった。喘息コントロール質問票-5(ACQ-5)スコア改善度は維持療法群の方が高かった。...