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正中弓状靱帯圧迫症候群の術後転帰予測

2018年7月13日  Surgical Endoscopy

正中弓状靱帯圧迫症候群(MALS)患者42例を対象に、正中弓状靱帯圧迫解除後の転帰予測モデルを開発した。 腹腔鏡下の圧迫解除術後、SF-36の全尺度に著明な改善が見られた。手術の便益予測に対するロジスティック回帰モデルでは、改善は有意で(P=0.0244)、予測因子と転帰の間に強い関連が見られた(R2=0.36)。特に肉体的苦痛尺度で最も有意な改善が認められた(64%、P<0.0001)。年齢およびベースラインの呼気時の腹腔動脈血流速度が転帰改善の有意な予測因子だった。...