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CVDリスク予測のPCE改訂で高リスク者数が大きく減少

2018年7月17日  Annals of Internal Medicine

米国で心血管疾患(CVD)の既往歴がない成人2万6689人のデータおよび新しい統計手法に基づき、2013年に発表したCVDリスク評価の計算式pooled cohort equations(PCE)を改訂。2013年版PCEは10年アテローム動脈硬化性CVD(ASCVD)リスクを平均20%過剰に予測し、リスクの誤予測は特に黒人で顕著だった。 改訂後、全人種および性別サブグループでリスク予測能が改善した。2013年PCEでは米国の成人1180万人が10年リスク7.5%以上の高リスクに分類されたが、改訂PCEは低リスクに分類されると予想した。...