臨床試験の結果公開率、資金提供組織の種別により差

clinicaltrials.govおよびPubMedに掲載された臨床試験4万5620件を対象に、試験デザインや結果の公開率を資金提供組織や疾患領域別に調査した。 その結果、製薬企業は非営利組織と比べて試験結果を公開する傾向にあり（59.3％ vs. 45.3％）、大企業は中小企業よりも試験結果の公開率が高かった（66.7％ vs. 45.2％）。無作為化試験が学術雑誌の論文として出版される割合は34.9%、非無作為化試験では18.2%だった。疾患領域別の学術雑誌への掲載率は、癌で20%、自己免疫疾患で42%など幅があった。...