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神経ボレリア症、長期転帰は一般集団と変わらず

2018年7月18日  British Medical Journal

デンマークでライム神経ボレリア症患者2067例を対象に集団ベースのコホート研究を実施し、長期生存、健康、教育/社会的機能転帰を一般集団(2万 670人)と比較した。 その結果、神経ボレリア症患者の死亡率は一般集団よりも高いわけではなかった(死亡レート比0.90、95%CI 0.79-1.03)。診断時、神経ボレリア症患者で雇用率がわずかに高く、障害年金受給率がわずかに低かった。神経ボレリア症患者で血液癌および非黒色腫皮膚癌のリスク増加が見られたが(各罹患率比3.07、1.49)、診断5年後の病院利用回数、雇用率、収入、病気休暇日数、障害年金受給率、子どもの数は同等だった。...