50歳以下の憩室炎、腹腔鏡下術増加で創感染率低下の傾向
2018年7月24日
Surgical Endoscopy
2005-14年の米国外科学会の手術の質改善プログラム(NSQIP)データベースから50歳以下の憩室炎患者1万844例を対象に、2005-10年(グループ1)と2011-14年(グループ2)の患者背景、併存疾患、周術期の詳細、術後30日転帰を比較検討した。 その結果、グループ2の肥満(体格指数>30)患者の割合は52%で、グループ1の47%に比べて有意に多かった。グループ2では腹腔鏡手術と緊急手術の実施率および穿孔率が有意に高く、創感染率は有意に低かった。術後の臓器/体腔の感染および合併症はグループ2で有意に高かった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。