90代の収縮期血圧と死亡にU字型の関係
2018年7月24日
British Medical Journal
2011および2014年度の中国人の健康長寿の長期調査を基に、超高齢者4658例(平均年齢92.1歳)の血圧と全死因死亡の関連をコミュニティベースの縦断的前向き研究で検討した。 追跡調査3年時点で、全死因死亡と収縮期血圧、平均動脈圧、脈圧にU字型の関係が見られ、共変量調整後は収縮期血圧にのみ関連性が認められた。収縮期血圧中間値(107-154mmHg)と比べ、高値(154mmHg超)は心血管死亡の高リスク、低値(107mmHg未満)は非心血管死亡の高リスクと関連した(各調整ハザード比1.51、1.58)。このU字型の関係は感度分析、サブグループ解析でも維持されていた。...
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