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HIV感染者への抗ウイルス療法で癌リスク低下

2018年7月24日  Annals of Internal Medicine

HIV感染者4万2441例を対象に前向きコホート研究を実施。抗ウイルス療法とAIDS指標悪性腫瘍(ADC)および非AIDS指標悪性腫瘍(NADC)の関連性を検討した。 その結果、HIV非感染群に対するHIV感染者群の癌発症比率は、抗ウイルス療法によるウイルス抑制非達成群で2.35と最も高く、次いで短期抑制達成(2年未満)群1.99、長期抑制達成(2年以上)群1.52だった。この傾向はADCで最も強くそれぞれ22.73、9.48、2.22だった。ウイルス起因のNADCで3.82、3.42、3.17、非ウイルス起因のNADCでは差がなかった。...