ペムブロリズマブ、胃癌対象P3でOSの有意差示せず
1次化学療法後に疾患を認めた進行胃癌または胃食道接合部癌患者592例を対象に、ペムブロリズマブをパクリタキセルと比較する第III相多国籍無作為化非盲検試験を実施(KEYNOTE-061試験)。全生存期間(OS)に対する有意性の閾値はP=0.0135(片側)とした。 プログラム細胞死リガンド1(PD-L1)発現陽性(CPS≧1)の395例で、OS中央値はペムブロリズマブ群9.1カ月、パクリタキセル群8.3カ月だった(ハザード比0.82、95% CI 0.66-1.03、片側P=0.0421)。無増悪生存期間中央値はそれぞれ1.5カ月、4.1カ月だった。グレード3–5の治療関連有害事象発現率はそれぞれ14%、35%だった。...
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