原発性胆汁性胆管炎にUDCA+ベザフィブラートが有効
2018年7月25日
New England Journal of Medicine
ウルソデオキシコール酸(UDCA)による治療効果が十分に得られない原発性胆汁性胆管炎患者(PBC)100例を対象に、ベザフィブラートの併用効果を第III相試験で検討した(BEZURSO試験)。 その結果、主要評価項目に規定した24カ月時の生物学的完全奏功達成率は、プラセボ群0%、ベザフィブラート併用群31%だった(P<0.001)。ALP正常値達成率はそれぞれ2%、67%で、掻痒や疲労などの非侵襲的評価項目の改善度もベザフィブラート併用群の方が大きかった。各群2例に末期肝疾患の合併症が見られ、プラセボ群の10%、ベザフィブラート併用群の20%に筋肉痛を認めた。...
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