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慢性特発性蕁麻疹、HBV/HCVの関連性は低い

2018年7月26日  Allergy

査読付き学会誌に掲載されたウイルス性肝炎を併発した慢性特発性蕁麻疹(CSU)に関する論文(試験32件)を対象に、肝炎患者のCSU罹患率およびCSU患者の肝炎罹患率を系統的レビューで検討した。 その結果、CSU患者でB型肝炎、C型肝炎の有病率が増加する様子は見られず、対象とした試験のほとんどで、B型肝炎、C型肝炎マーカーが陽性だったCSU患者はそれぞれ5%未満、2%未満だった。20試験の大部分で、C型肝炎患者のCSUを含む蕁麻疹様皮疹発現率は3%以下だった。...