症候性偽腫瘍による再THA、MoPE関節でも発生
2018年7月27日
The Journal of Bone & Joint Surgery
スウェーデンで標準の大腿骨ステムとメタル・オン・ポリエチレン関節(MoPE、2409例)またはセラミック・オン・ポリエチレン関節(CoPE、37例)を用いた人工股関節全置換術(THA)を施行した患者2102例を対象に、初回THA後の症候性偽腫瘍発症による再置換術の発生率を前向き観察コホート研究で調査した。 その結果、再置換術の発生率は、平均追跡期間7年で0.5%(13例)で、1000人年当たり0.9例だった。13例の再置換術はすべて、MoPE関節を用いた患者で発生した。再置換術を必要とする症候性偽腫瘍は、MoPE関節によるTHA後にも発症する合併症であることが示された。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。