鼠径ヘルニア、腹腔鏡下手術が再手術率低い
2018年8月1日
Surgical Endoscopy
原発性鼠径ヘルニアに対する修復術を施行した女性患者を対象に、腹腔鏡下修復術および開腹術後の再手術率を比較。1998-2017年のDanish Hernia Databaseを基に全国規模のコホート研究で検討した。 その結果、全手術件数は1万3945件で、追跡期間中央値8.8年で649件に再手術を施行した。鼠径ヘルニアおよび大腿ヘルニアの累計再手術率は、腹腔鏡下修復術後の方が低かった(それぞれP<0.001、P=0.005)。腹腔鏡下修復術後、鼠径ヘルニアの25%が大腿ヘルニアとして再発したが、リヒテンシュタイン法後の47%に比べて低率だった(P<0.001)。...
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