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腎移植にベリムマブ併用で感染症抑制

2018年8月1日  Lancet

腎移植レシピエント25例を対象に、Bリンパ球刺激因子(BLyS)の産生を抑制するベリムマブの有効性および安全性を二重盲検無作為化プラセボ対照第II相試験で検討した。 その結果、有害事象の発生率は、標準免疫抑制療法+ベリムマブ併用群とプラセボ群で同等、重篤な感染症の発生率は6カ月間の投与期で併用群8%、プラセボ群38%、その後の6カ月間の追跡期間ではそれぞれ0%、15%だった。併用群では、ベースラインから24週時のナイーブB細胞数の有意な低下は見られなかった(プラセボ群との調整後の平均差-34.4細胞/μL)。...