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ストレス関連障害で自己免疫疾患リスク増

2018年8月1日  Journal of the American Medical Association

スウェーデンで心的外傷後ストレス障害、急性ストレス反応などのストレス関連障害患者10万6464例、マッチさせた対照群106万4640例および曝露群の完全同胞12万6652例を対象に、ストレス関連障害とその後の自己免疫疾患リスクの関連を後ろ向きコホート研究で検証した。 その結果、平均追跡期間10年で1000人年当たりの自己免疫疾患発症率は患者群9.1、対照群6.0、完全同胞群6.5だった(患者群の対照群に対する絶対リスク差3.12、95%CI 2.99-3.25、完全同胞に対する絶対リスク差2.49、95%CI 2.23-2.76)。暴露群の自己免疫疾患リスクは対照群よりも高く(ハザード比1.36、95%CI 1.33-1.40)、患者群と同胞群の比較でも結果は同じだった。...