T1a腎細胞癌のアブレーション、腎切除より合併症少ない
2018年8月8日
Annals of Internal Medicine
ステージT1a腎細胞癌(RCC)の高齢患者4310例のデータを基に、経皮的アブレーション、ネフロン温存腎部分切除術および根治的腎切除術の転帰を観察コホート解析で比較した。 アブレーションと部分切除を比較すると、5年時のRCC特異的生存率はアブレーション群95%、部分切除群98%、全生存率は77%、86%だった。アブレーションと根治的切除の比較では、RCC特異的生存率が96%、95%、全生存率が74%、75%だった。術後31-365日の腎不全累積発生率はアブレーション群11%、部分切除群9%、根治的切除群18%、30日時非泌尿器科合併症発生率は6%、29%、30%だった。...
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