光老化へのバクチオール、レチノールと効果同等で低副作用

米国で顔面の光老化に対するバクチオール（皮膚へのアンチエイジング効果が確認されている植物化学物質）局所塗布の臨床的有効性および副作用を無作為化二重盲検試験で検討。44例をバクチオール0.5％クリーム群またはレチノール0.5％クリーム群に割り付け、0、4、8、12週時に撮影した顔面の高解像度写真を分析して比較した。 その結果、バクチオール群とレチノール群ともにシワ表面積および色素過剰症が有意に軽減し、統計的な群間差は見られなかった。レチノール群の方が顔面の皮膚落屑および刺痛感の報告頻度が高かった。...