デンマークの医療レジストリに登録した心房細動患者3万1739例を対象に、直接経口抗凝固薬(DOAC)3剤とビタミンK拮抗薬(VKA)の心筋梗塞予防効果を検討した。 その結果、心筋梗塞の標準化1年リスクはVKAが1.6%、アピキサバンが1.2%、ダビガトランが1.2%、リバーロキサバンが1.1%だった。DOACの直接比較では、薬剤間で心筋梗塞の有意なリスク差は見られなかった。DOACとVKAの比較では、DOACの全3剤で心筋梗塞のリスクは有意に低かった(アピキサバン-0.4%、ダビガトラン-0.4%、リバーロキサバン-0.5%)。...
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