眼圧管理が良好な早期原発開放隅角緑内障(POAG)100眼を対象に、ベースラインの篩状板(LC)の後方弯曲度とその後の視野障害進行との関連を前向き観察研究で検討した。 波長掃引型光干渉断層撮影(OCT)の結果、ベースラインの視野データの平均偏差(MD)-3.8±3.4dB、LC深度419.0±111.2μm、LC曲率指数76.4±29.0μm、平均調整後LC曲率指数(maLCCI)4.8±1.9だった。MD slope高値がベースラインのmaLCCI高値と有意に関連し(P<0.001)、この関連が生じる統計学的有意なmaLCCIのブレークポイントは4.12だった(P<0.001)。...
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