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多疾患罹患例への“3D”介入奏効せず

2018年8月15日  Lancet

「多疾患罹患(multimorbidity)」患者1546例を対象に、患者中心の3D(健康状態、抑うつの有無、薬物療法から成る3つの要素)に基づいた介入の有効性をクラスター無作為化試験で検討。診療所33施設を通常ケア継続群(17施設、749例)と6カ月間の包括的な“3D”介入群(16施設、797例)に無作為に割り付けた。 その結果、主要評価項目に規定した15カ月間追跡後の健康関連QOL(EQ-5D-5Lにより評価)に群間差はなかった。78例が死亡したが、介入との関連は認められなかった。...