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化膿性汗腺炎の有病率と患者特性

2018年8月21日  British Journal of Dermatology

デンマークの献血者コホート2万7725人を対象に、自己報告による化膿性汗腺炎の有病率および患者の特性を横断研究で調査した。 診断用の質問票を用いて評価した結果、献血者のHS有病率は1.8%と推定された。化膿性汗腺炎がある献血者は、化膿性汗腺炎のない献血者に比べて平均で4.7歳若い(P<0.001)、平均BMIが2.7kg/m2高い(P<0.001)、喫煙率が有意に高い(オッズ比1.44、17.9% vs. 12.1%、P=0.002)、中等度うつ病の有病率が有意に高い(3.2% vs. 0.7%、P<0.001)などの特徴が見られた。化膿性汗腺炎がある献血者は教育支援、疾病手当または現金給付を受けている割合が有意に高かった。 ...