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低濃度アトロピン点眼薬、濃度依存的に近視進行を抑制

2018年8月22日  Ophthalmology

-1.0D(ディオプター)以上の近視および-2.5D以下の乱視がある小児438例を対象に、低濃度アトロピン点眼薬の近視進行抑制効果および安全性を無作為化プラセボ対照試験で検証した(LAMP試験)。 その結果、1年時の等価球面度数(SE)平均変化度はアトロピン0.05%群-0.27±0.61D、0.025%群-0.46±0.45D、0.01%群-0.59±0.61D、プラセボ群-0.81±0.53D、平均眼軸長(AL)延長度は0.20±0.25mm、0.29±0.20mm、0.36±0.29mm、0.41±0.22mmだった(いずれもP<0.001)。両群ともに視力および視覚関連QOLへの影響は見られなかった。 ...