ACC/AHA新指針で高血圧患者増

米国および中国で、米国心臓病学会／米国心臓協会（ACC/AHA）高血圧ガイドライン2017に基づく高血圧有病率および降圧治療開始・強化に及ぼす影響を横断研究で検討した。 その結果、新ガイドラインで高血圧と診断される45-75歳の成人は米国で7010万人（同年齢群の人口の63％）、中国で2億6690万人（同55％）となり、米国で26.8％、中国で45.1％有病率が上昇することが示された。新ガイドライン導入後に降圧治療開始が推奨される未治療高血圧患者は、米国で現在の810万人から1560万人に、中国で7450万人から1億2980万人に、降圧治療強化が推奨される患者は米国で1390万人、中国で3000万人増加すると推定された。...