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脳卒中ケア、EBM実践で患者転帰改善

2018年8月29日  Journal of the American Medical Association

中国の公立病院40施設で、病院レベルでの多角的な介入が急性虚血性脳卒中(AIS)患者のケアにもたらす効果をクラスター無作為化試験で検討。医師および看護師が科学的根拠に基づく主な治療指標9項目を遵守したかどうかを評価した。 その結果、介入群では対照の通常ケア群と比べて、治療指標9項目を実施する傾向にあった(複合遵守率88.2% vs. 84.8%、P=0.02)。all-or-noneの評価では、両群に有意差がなかった(53.8% vs. 47.8%、P=0.06)。新規血管イベント発生率は、介入群の方が対照群よりも有意に低かった(3カ月時:3.9% vs 5.3%、P=0.007、6カ月時:6.3% vs 7.8%、P=0.02、12カ月時:9.1% vs 11.8%、P=0.005)。...