脚長不等矯正術の最終測長差予測、乗数法は正確度低い
2018年9月3日
The Journal of Bone & Joint Surgery
米国で脚長差矯正のため骨端固定術を施行した患者77例を対象に、成長した時点で残存する脚長差を予測する4種類の方法(White-Menelaus法、Anderson-Green法、Moseley法、乗数法)の予測精度を比較した。 経過観察231回のうち61回(26%)で骨年齢と暦年齢に1歳以上の差が認められたため、各予測法の正確度は暦年齢ではなく骨年齢を用いて改善した。脚長差の予測誤差(平均±標準偏差)は成長抑制因子を組み入れたWhite-Menelaus法が0.7±0.6cmで最も小さく、乗数法が1.1±0.9cmで最も大きく、乗数法の予測精度が最も低かった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。