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シャインプルーフとOCT併用で円錐角膜識別

2018年9月3日  Ophthalmology

重度非対称円錐角膜(AKC)患者30例の臨床的非罹患眼30眼と健常対照者60例60眼を対象に、シャインプルーフ撮影画像検査およびスペクトラルドメイン光干渉断層計(OCT)画像検査のAKC罹患眼の識別能を後ろ向き症例対象研究で検証した。 その結果、両画像検査ともに、単独ではAUC0.75を上回る計測変数はなかった。シャインプルーフでは5個の変数の組み合わせでAUC0.86、感度83%、特異度83%、OCTでは11個の変数の組み合わせでそれぞれ0.96、89%、89%と、最良の結果が得られた。OCTの上皮厚の変動および焦点角膜厚の変動、シャインプルーフの前曲率指数およびトポメトリック指数など、シャインプルーフ/OCT画像検査の変数を13個組み合わせることでAUC 1.0、感度100%、特異度100%を達成した。...