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小児敗血症、1時間ケアバンドルで院内死亡率改善

2018年9月4日  Journal of the American Medical Association

敗血症小児患者1179例(平均年齢7.2歳)を対象に、2013年に米国ニューヨーク州で義務付けられた敗血症治療プロトコル(血液培養、広域抗菌薬投与および20mL/kgの静脈内輸液ボーラス投与から成る1時間ケアバンドル)と院内死亡率の関連を全州コホート研究で検討。 その結果、敗血症ケアバンドルの全項目を1時間で完了した患者は294例だった(24.9%)。1時間以内のケアバンドル全項目完了が、1時間以内に完了しなかった場合に比べて、院内死亡率のリスク調整オッズ低下と関連が認められた(オッズ比0.59、95%CI 0.38-0.93、P=0.02)。...