パーキンソン病へのアポモルヒネ皮下注、プラセボに優位
薬物療法で制御不十分な運動症状の日内変動を呈するパーキンソン病患者106例を対象に、アポモルヒネ皮下注射の有効性と安全性を12週間の多施設共同二重盲検無作為化プラセボ対照試験で検討した(TOLEDO試験)。 その結果、アポモルヒネ群ではプラセボ(生理食塩液)群と比較して1日当たりのオフ時間が有意に減少した(-2.47±3.70時間/日 vs. -0.58±2.80時間/日、P=0.0025)。アポモルヒネの忍容性は良好で、予測できない安全性シグナルは認められなかったが、治療に起因する有害事象のため6例が試験を中止した。...
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