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米で肝硬変と肝細胞癌による死亡急増

2018年9月7日  British Medical Journal

1999-2016年に米国で発生した肝硬変および肝細胞癌による死亡率の経年的変化を米国疾病管理予防センターの疫学的研究Wide-ranging Online Data for Epidemiologic Researchを用いた観察コホート研究で調査。 その結果、1999年から2016年までに、肝硬変による年間死亡数は65%増加して3万4174例となり、肝細胞癌による年間死亡数は1万1073例へと倍増した。肝細胞癌による年齢調整死亡率は年2.1%(P<0.001)上昇。肝硬変による死亡は2009年に上昇し始め、2016年まで年3.4%(P<0.001)上昇した。2009-16年で、肝硬変に関連した死亡率の平均年間上昇が最も大きかったのは25-34歳(年10.5、P<0.001)で、アルコール性肝疾患が原因だった。...