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入院による睡眠の質と量の低下度を調査

2018年9月7日  Journal of the American Medical Association

一般病棟に1泊以上入院した18歳以上の患者2005例を対象に、病院と自宅での睡眠を多施設共同縦断観察研究で比較。睡眠の量と質の評価には、Consensus Sleep Diary(睡眠日誌)および患者報告転帰測定情報システム(PROMIS)を用いた。 その結果、自宅での習慣的睡眠に比べて、病院での総睡眠の時間は83分短かった(P<0.001)。平均夜間覚醒回数は自宅で2.0回、病院で3.3回だった(P<0.001)。PROMISで評価した睡眠の質は、あらゆる面で病院での睡眠の方が低かった。報告頻度の高かった睡眠を阻害する因子は、他の患者が立てる音や医療機器、疼痛および夜間のトイレだった。...