1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 進行尿路上皮癌のプラチナ化学療法、4サイクルで十分か

進行尿路上皮癌のプラチナ化学療法、4サイクルで十分か

2018年9月10日  The Journal of Urology

浸潤/進行尿路上皮癌の後ろ向き国際研究データを用いて、プラチナ製剤ベースの1次化学療法6サイクル以上に対する6サイクル未満の効果を評価した。主解析では、3-5サイクルと6-9サイクルで、患者の生存に対する効果を比較した。 その結果、シスプラチンまたはカルボプラチンを投与した472例のうち、3-5(中央値4)サイクル投与したのは157例で、6-9(中央値6)サイクル投与したのは315例だった。3-5サイクルと6-9サイクルの間で全生存期間に有意差はなかった(ハザード比1.02、95%CI 0.78-1.33、P=0.91)。...