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フレイルの術後転帰予測、CFS vs. 修正Fried指数

2018年9月10日  Annals of Surgery

65歳以上の非心臓手術施行患者645例を対象に、前向きコホート研究を実施。修正Fried指数(mFI)と臨床フレイルスケール(CFS)の術後死亡および患者報告による新たな身体機能障害発生の予測能を比較した。 その結果、フレイル検出率はCFSが42.3%、mFIが36.6%、11.1%に死亡または新たな身体機能障害が発生した。フレイルは術後死亡または身体機能障害と有意に関連し(CFSおよびmFIの調整後オッズ比2.51、2.60)、唯一の有意な予測因子だった。CFSはmFIに比べ利便性が高く、要する時間も短く、欠測データも少なかった。...