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脳卒中の超早期モビライゼーション、認知機能転帰に有意差なし(2018/9/14訂正)

2018年9月11日  専門誌ピックアップ

脳卒中後24時間以内で血圧、心拍数および体温の生理学的基準を満たし、18歳以上の患者1189例を対象に、超早期モビライゼーションが認知機能にもたらす効果を多国籍第III相無作為化比較試験で検討(AVERT試験)。患者を通常の脳卒中ユニットケア群と通常ケアに高頻度の超早期モビライゼーションを加える群に無作為に割り付けた。 年齢および脳卒中重症度で調整後、脳卒中後3カ月時点でのMontreal Cognitive Assessment(0-30点で評価する認知機能検査)の総スコアに、超早期モビライゼーション群(595例、中央値23点、四分位範囲19-26点、平均21.9点、SD 5.9点)と通常ケア群(594例、中央値23点、四分位範囲19-26点、平均21.8点、SD 5.9点)で差はなかった(P=0.68)。 【訂正】2018年9月11日に以下を訂正しました。 見出しおよび本文中の用語を「超早期モビライゼーション」に変更しました。お詫びして訂正します。...