2013年NYの麻疹流行、ワクチン未接種が拡大の一因
2013年に米国ニューヨーク市で発生した麻疹大流行の疫学的状況および公衆衛生負担を検討した。 その結果、2013年3月13日から6月9日に麻疹患者58例(0-32歳)が確認された。そのうち45例(78%)は保護者の拒否または意図的な遅延によりワクチンを接種していなかった。医療機関を受診した際、麻疹の疑いでニューヨーク市保健精神衛生局(DOHMH)に報告されたのはわずか28例(48%)だった。多くの症例が直ちに隔離されず、その結果、11施設で麻疹ウイルス曝露が発生。計3351人の接触者が確認された。麻疹流行への対応に費やしたDOHMHの総直接費は39万4448ドル、総業務時間は1万54時間だった。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。