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研修医単独の静脈ポート埋込み、合併症リスク認めず

2018年9月18日  専門誌ピックアップ

2008年3月-2016年12月に施行した中心静脈ポート埋込み術760件を対象に、執刀医別の患者術後転帰を後ろ向き解析で比較した。 その結果、手術部位感染の発生率は、研修医の単独執刀と指導医の執刀の間(3.6% vs. 0.3%、P=0.003)および研修医で補佐を受けての執刀と指導医の執刀と間(2.5% vs. 0.3%、P=0.027)で有意差が見られた。多変量ロジスティック回帰分析では、執刀医の種別は術中および術後合併症や、合併症によるカテーテル抜去の危険因子ではなかった。...