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小児結核へのrifampinの安全性確認

2018年9月18日  New England Journal of Medicine

潜在性結核感染症小児患者829例を対象に、rifampin 4カ月レジメンの安全性を標準治療のイソニアジド9カ月レジメンと比較検討した。 その結果、有害事象発生率に有意差は見られなかった。薬剤との関連が疑われるグレード1-2の有害事象が確認されたのは両群合わせて5%未満だった。治療完了率はrifampin群85.3%、イソニアジド76.4%(調整後差13.4パーセントポイント)。活動性結核診断患者数はrifampin群(追跡期間562人年)0例、イソニアジド群(同542人年)2例(うち1例はイソニアジド抵抗性あり)だった(差:100人年当たり-0.37例)。...