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思春期サッカー選手の心臓突然死、10万人当たり6.8件

2018年9月18日  New England Journal of Medicine

1996-2016年にイングランドサッカー協会心臓スクリーニング検査を受けた思春期(平均年齢16.4±1.2歳)のサッカー選手1万1168例を対象に、心臓突然死の発生率および原因を検討した。 その結果、検査で0.38%に心臓突然死を引き起こす心臓疾患、2%に先天異常または弁異常が見つかった。検査後、全死因死亡が23例発生し、うち8例(35%)は心臓突然死だった。心臓突然死8例のうち心筋症が7例を占めにが見られ、6例ではスクリーニング検査結果が正常だった。11万8351人年の追跡での心臓突然死発生率は1万4794人年当たり1件、10万人当たり6.8件だった。...