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腹壁ヘルニア修復の再発予測因子判明

2018年9月19日  Annals of Surgery

2006年に初めて報告した前方アプローチによる腹壁瘢痕ヘルニア修復(preperitoneal ventral hernia repair PP-VHR)の長期予後を観察試験で検討。2004-16年に実施された1023例の転帰を解析し、創合併症およびヘルニア再発の予測因子を検討した。 その結果、患者の27.3%に創合併症、1.7%にメッシュ感染が発生した。平均追跡期間27.0カ月で、ヘルニア再発は53例(5.2%)だった。糖尿病、脂肪層切除および生体メッシュを必要とする手術が創合併症の予測因子、再発ヘルニアの修復、生体メッシュおよび創合併症がヘルニア再発の予測因子だった。 ...