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肥満リスク児への行動介入、BMIへの有意な効果認めず

2018年9月21日  Journal of the American Medical Association

米国で十分な行政サービスを受けておらず肥満リスクのある3-5歳の就学前児童とその親610組を対象に、36カ月間の多因子健康行動介入(12回のスキル構築セッションや月1回、9カ月間にわたる電話指導など)が児の体格指数(BMI)にもたらす効果を無作為化臨床試験で検討した。 その結果、36カ月時の平均BMIは介入群、対照群(6回の就学前セッション)ともに17.8で有意差はなかった(P=0.39)。対照群に比べ介入群で1日の平均カロリー摂取量が低く(1227 kcal vs. 1323 kcal、調整後差-99.4kcal、補正後のP=0.003)、コミュニティセンター利用率が高かった(56.8% vs. 44.4%、相対リスク1.29、95%CI 1.08-1.53、補正後のP=0.006)。...