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医学生による尿道カテ挿入はCAUTIリスク高い

2018年9月21日  専門誌ピックアップ

米国外科学会の手術の質改善プログラム(NSQIP)データベースから外科患者891例を対象に、医学生によるフォーリーカテーテル留置が術後カテーテル関連尿路感染(CAUTI)率に及ぼす影響を検討した。患者の61%で外科研修医、25%で手術室看護師、13%で医学生がカテーテルを留置していた。 その結果、手術室看護師群に対するリスク調整後CAUTIオッズ比は、医学生群4.09(P=0.02)、研修医群2.16(P=0.15)だった。ほかの有意な術後CAUTI予測因子には、女性(オッズ比2.61、P=0.01)、機能的依存(同4.81、P=0.008)、輸血(同34.7、P=0.02)、カテーテル留置期間の長期化(同1.06、P<0.001)などがあった。...