1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 緑内障の視野欠損進行、IOPccと関連

緑内障の視野欠損進行、IOPccと関連

2018年9月25日  Ophthalmology

緑内障患者125例213眼を対象に、3種の眼圧計で測定した眼圧(IOP)値と視野欠損進行との関連を前向き観察コホート研究で検討。眼圧計にゴールドマン圧平眼圧計、反跳式眼圧計、角膜剛性で補正した眼圧値(IOPcc)を測定するOcular Response Analyzer(ORA)を用い、平均2.4年追跡した。 線形混合モデルによる解析の結果、ORAで測定した平均IOPccが視野検査の平均偏差値の低下と最も強い関連を認め(R2=24.5%)、ゴールドマン圧平眼圧計による平均IOP(R2=11.1%)および反跳式眼圧計による平均IOP(R2=5.8%)のモデルと比較して有意な差が認められた。...