頭頸部遊離皮弁再建術の再手術予測因子

米国外科学会の手術の質改善プログラムのデータを用いて、頭頸部遊離皮弁再建術患者1796例の予期せぬ再手術の危険因子を検討した。 多変量解析の結果、喫煙（オッズ比1.389、95%CI 1.042-1.850）、高血圧（同1.443、1.096-1.901）、開放創／創傷感染の既往（同1.675、1.123-2.499）が、予期せぬ再手術の独立した術前の危険因子だった。手術部位感染（同6.518、2.728-15.574）、創離開（同17.034、8.373-34.654）、輸血（同1.561、1.062-2.296）、換気 ＞48時間（同3.626、1.955-6.723）が有意な術後予測因子だった。...