シロリムス+ヒドロキシクロロキン併用療法の第I相試験SAIL試験に参加したリンパ脈管筋腫症(LAM)女性患者の血清検体を解析し、病因および治療反応性に関する新規バイオマーカーを探索。血清中の成分222個を解析の対象とした。 試験期間中に変化した32個の成分を特定した。パスウェイ解析の結果、関節リウマチなど見かけ上無関係な経路に加えて、サイトカイン-受容体相互作用、mTOR経路を含んでいることが明らかになった。STRINGを用いた解析ではアセチル-CoAカルボキシラーゼαおよびβ、凝固第II因子を中心とする2つのハブ遺伝子を特定した。さらに、試験期間中のFEV1変化と有意に関連した分子としてVEGFR-3およびCCL21を同定した。...
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