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肺病変診断率、極細径気管支鏡使用の有無で有意差なし(2018/10/10訂正あり)

2018年10月4日  Chest

肺病変に対する診断的気管支鏡検査を受けた患者197例を対象に、X線透視法を用いた標準的気管支鏡検査(SB-F)と極細径気管支鏡を用いたラジアル走査式の気管支腔内超音波検査(TB-EBUS)の肺病変診断能を比較した。試験期間中にSB-Fで診断がつかなかった患者はTB-EBUS群に組み入れてもよいこととした。 病変の平均サイズは31.2mmだった。肺病変の診断率はTB-EBUS群が49%でSB-F群の37%に比べて高かったが、統計学的有意差は認めなかった(P=0.11)。SB-Fで診断がつかなかった46例をTB-EBUSで検査した結果、7例(15%)で診断がついた。 【訂正】2018年10月10日に以下を訂正しました。 「蛍光透視法」を「X線透視法」に変更しました。お詫びして訂正します。 ...