ニボルマブ+イピリムマブ、脳転移あり黒色腫の半数超に臨床効果
2018年10月4日
New England Journal of Medicine
放射線治療未施行で脳転移を有する悪性黒色腫患者94例を対象に、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法の有効性および安全性を第II相試験で検証した(CheckMate204試験)。 追跡期間中央値14.0カ月での頭蓋内臨床効果達成率は57%(完全奏功達成率26%、部分奏功達成率30%、6カ月時病勢安定達成率2%)で、頭蓋外臨床効果達成率は56%だった。グレード3-4の治療関連有害事象発生率は55%で、そのうち中枢神経系の有害事象発生率は7%だった。1例が免疫関連の心筋炎で死亡した。...
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