アトピーの重症度関連バイオマーカー特定
2018年10月5日
British Journal of Dermatology
未治療のアトピー性皮膚炎(AD)乳児100例と健康乳児20例を対象に、非侵襲的に採取した皮膚検体からのAD重症度バイオマーカーを探索し、血清バイオマーカーと比較した。皮膚検体としてテープストリッピングで角質層(SC)を採取した。 その結果、19個のSCバイオマーカーと12個の血清バイオマーカーで患児群と対照群の皮膚に有意差が見られた。一部のバイオマーカーはSCと血清の両方で確認された。特定されたAD重症度バイオマーカーにはTh2偏位マーカー(IL-13、CCL17など)、自然免疫活性化マーカー(IL-18、CXCL8など)、血管新生マーカー(Flt-1、VEGF)などがあった。...
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