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上咽頭癌の導入化学療法、同時化学放射線療法とOSに有意差なし(2018/10/9訂正あり)

2018年10月5日  The Laryngoscope

2004-14年に米国で局所進行(T3-4N2またはT1-4N3)上咽頭癌に対して同時化学放射線療法または根治的放射線治療前に導入化学療法を実施した患者1731例を対象に、導入化学療法と同時化学放射線療法の転帰をNational Cancer Databaseの後ろ向き解析で比較した。 2004-14年に、504例(27%)が導入化学療法を受けていた。導入化学療法導入率は、2004-07年(22%)に比べて、2008-10年(34%)および2011-14年(30%)の方が高かった(カイ二乗検定P=0.001)。中央値36.6カ月の追跡期間で、3年全生存率(OS)は、導入化学療法群66%、導入化学放射線療法群70%だった(ログランク検定P=0.29)。 【訂正】2018年10月9日に以下を訂正しました。 「術前化学療法」を「導入化学療法」に変更しました。お詫びして訂正します。 ...