大腸癌の全結腸間膜切除、3年転帰良好
2018年10月9日
Annals of Surgery
大腸癌の根治的切除術を施行した患者330例を対象に、全結腸間膜切除術(CME)の腫瘍学的転帰を前向き比較試験で検証した。 その結果、主要評価項目に規定した3年局所無再発生存率(LRFS)はCME群100%、非CME群90.2%となり、CMEの好影響が認められた(log-rank検定でのP<0.001)。結腸間膜郭清(100.0% vs. 87.9%、log-rank検定でのP<0.001)および非腫瘍結節(97.2% vs. 91.6%、同P<0.022)もLRFS改善と関連した。術後合併症に群間差は見られなかった。...
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